読谷村歴史民俗資料館では『資料館講座』を開講。八月八日の第一回講座には「中国の祖先祭祀」を演題として、講師に小熊誠氏(沖縄国祭大学社会学科助教授)を招き、①仏壇(立牌)の信仰、②清明祭、③葬送儀礼、④亀甲墓などの墓地について中国と沖縄の関わりを講演。また、近年において村史や字史づくりが盛んなため、九月十七日の第二回講座には、比嘉政夫氏(琉球大学法文学部教授)を招聘しての「地域史と民俗学」の講演が行われました。
それだけに、参加した受講生には村内外で活躍する専門家や知識人、有識者などが集い、中身の濃い有意義な講座となりました。