読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年1月発行 広報読谷 / 4頁

※続き。項03~

新年のごあいさつ
   読谷村教育長
     岳 原 宜 正

 明けましておめでとうございます。
        謹んで新年のごあいさつを申し上げます。

みぐて春来りば 常磐なる松ん
   緑さしそえて 色どまさる

 平成四年の輝かしい新春を迎えられ、村民の皆様にはますます御健勝のことと、お慶び申し上げます。
 正に新春のよろこびは、見るものすべてが、あの松の緑のように美しく、心も晴々と新しい希望に燃えるものでございます。
 過ぎし未歳は、正に世界的に激動の年でございましたが、本村におきましては全村民の温かい村づくりの御情熱と御協力によりまして、すべての面において大きく隆昌発展を致し、実にめざましい成果をあげて参りましたことは、皆様と共に大変よろこびに耐えません。
 お陰様で、本村の教育も、学校教育並びに社会教育等全般にわたって、大きく充実発展しておりまして心から喜びと、感謝と、敬意を表する次第でございます。
 今、村内の幼、小、中校の各学校においてはそれぞれに智育、徳育、体育の調和のとれた教育の推進をめざして、全校が県及び読谷村教育委員会の研究指定校として、積極的旦つ情熱的に研究実践を重ね、学校、家庭、地域が一体となって、次代を担って立つ青少年の健やかな成長発達を願って、大変充実した教育活動を展開しております。
 このように、明るくのびのびと活動する児童生徒達の姿の一端は、あの壮大な第十七回読谷まつりにおいて発表披露されました数々のすぐれた作品や、精錬された演技の中で充分御覧戴けた事と思います。
 更に、児童生徒達の対外交流では、あの雪国の北海道池田町児童生徒との交流事業も、ここに十回目という輝かしい歴史をうち立て、いよいよますます充実し発展をして参りました。又宮崎県日向市子ども会と読谷村子ども会との交流学習会も十二回目を数え、大きな成果をあげております。そして平成元年に発足しました山形県最上広域交流事業も、大変順調に三年目の活動に入り、児童生徒達はそれぞれの持ち場において大変親密で充実した交流学習を展開しております。
 又各学校における対外的教育活動(文化活動、スポーツ活動等)もめざましく、古堅南小及び古堅中のマーチングバンドは共に県大会及び九州大会で見事金賞を獲得し、古堅南小のマーチングバンドは近く東京で開催される全国大会に、九州代表で出場することになっています。又読谷中音楽部はリコーダーコンテスト全国大会で、見事金賞の栄冠を射止めております。その外に、古堅小は校庭美化コンクールで優秀賞を受賞し、喜名小は県教育委員会より学校環境モデル校に指定され、外来の参観者も多い、読谷小は近代的なオープンシステムのすばらしい校舎に改築され、大変充実した学習活動が展開されております。又、渡慶次小は中部地区ミニバスケット大会で見事優勝を果し、近く県大会に駒を進めることになっているが極めて優勝の可能性が強く、今選手達は全国大会をめざして頑張っています。
 読谷中のテニス部も沖縄大会、九州大会で優勝し全国大会に出場してよい成績を納めました。更に特筆すべきは読谷高校野球部のあの活躍です。今年のチームは体こそ小柄だがその内に秘める根性と技量は抜群で、見事全沖縄を制覇し、九州大会ですばらしい成績を納め、夢の甲子園春季選抜大会出場という大偉業の日が近づいて参りました。正に全村民の感動と喜びの日です。挙って大支援をお願い致します。
 このように村内の児童生徒達の活躍は目ざましく、平成四年度も更に更に飛躍発展致しますように祈念し、皆様方の教育に対する絶大な御支援御協力をお願い申し上げます。平成四年度は更に各学校の基本的施設設備の充実を図り、児童生徒達の「基礎学力の向上」「生活指導の強化」の教育課題の推進に皆様方と共に努力精進したいと思います。
 最後に村民各位のますますの御健康と御多幸をお祈り申し上げ、新年のごあいさっと致します。

あけましておめでとうございます

村        長   山 内 徳 信
助   役   安   田 慶  造
収   入   役   池 原 恒 徳
教   育   長   岳 原 宜 正
総 務  部  長   松 田 重 信
民 生  部  長   仲宗根 憲 栄
建設経済  部長   新 垣 喜 一
総 務  課  長   池 原 伝 盛
企 画  課  長   新 城 正 雄
税 務  課  長   知 花 正 行
厚 生  課  長   与那覇 守 丈
環境保健 課 長   上 地 武 雄
保険年金 課 長   松 田 兼 一
住 民  課  長   金 子 ユリ子
経済振興 課 長   当 山  弘
農業委員会事     知 花 誠 輝
事務局長
建 設  課  長   上 地 正 夫
水 道  課  長   棚 原 栄 福
読谷飛行場      大 湾 近 常
転用対策課長
消   防   長   上 地 勇 徳
診 療  所  長   松 嶋 顕 介
診 療 所 事務長   上 地 正 一
教育委員会      町 田 宗 信
総務課長
社会教育 課 長   知 花 正 典
指 導  主  事   喜友名 行 雄
歴史民俗
資料館長        名嘉真 宜 勝
美 術  館  長    宮 城 元 信
中央公民館長     仲 真 朝 健

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