出場権獲得
議会議員の親睦交流を図ることを目的とした「第十五回・中部町村議会議員ソフトボール大会」が十月二十五日、北谷町桑江総合グラウンドにて開催され、県大会への出場権(選抜三位まで)の獲得に向け、中部地区から八チームが参加。昨年優勝の本村議会チームから優勝旗の返還をかわきりに熱戦が展開されていきました。
試合は五イニング制で本村議会チームはBブロックでの組合せ。北谷町議会と西原町議会との同ブロックで、中部地区の三強豪チームが集中した。それだけに本村議会にとっては初戦が最も大事な試合となり、初戦突破が目標。一試合目は西原町と対戦。前半、読谷チームには堅さがみられ五対一とリードを許すも、三回の裏には打者一巡の猛攻で八点を奪い逆転。そのままのリードで勝利するかにみえた。が、西原も粘り強く得点を重ね反撃。読谷も継投策で必死の防戦。終わってみれば十対九の一点差と読谷議会が幸勝し、目標のベスト四へ進出。そして、二試合目は決勝進出をかけて優勝候補にランクされる北谷町との対戦。読谷チームは攻守に健闘するが善戦及ばず七対二で敗退し三位決定戦に望みました。
Aブロック代表の与那城村との三位決定戦では試合前から我が読谷チームは余裕をもっての対戦。県大会への出場権は頂きとばかりにのびのびとプレー。代打、代走と選手を送り、打っては九本の長短打をあびせ八得点、守っては内外野とも好守備を見せて与那城村を0点とシャットアウトしての完勝。見事に三位に輝き県大会出場への選抜のキップを手中にしました。
県大会で
準優勝に輝く
県大会での優勝を目指して、本村議会チームは特訓を重ね、打撃マシーンを取り入れての本格的な練習を開始し、地元で開催される県大会の制覇に目標を定めた。
第十五回県大会は十一月十四日読谷村総合グラウンドにおいて雨天の中にも決行されました。
大会への出場チームは
▼南部地区
・与那原・具志川・南風原
▼中部地区
・北谷・北中城・読谷
▼北部地区
・恩納・本部・国頭
▼先島地区(宮古)
・城辺・伊良部(棄権)
の計十チームが参加し、町村対抗の議会議員ソフトボール県大会が展開されました。
本村議会チームは、一回戦に本部町チームと対戦。実力差を見せ付けて十六対○の三回コールドで圧勝し、ベスト四に軽く進出。
準決勝では強豪の与那原町と決勝進出をかけて対戦。初回に三点を計上するが、二回以降は好守で与那原打線に適時打を許さず零封。一方、読谷は一回裏に二点を返し、三回には長打二本を連ね三点を奪いついに逆転。結局、五対三で読谷が勝利し決勝にコマを進めました。
決勝戦は読谷村と恩納村とで優勝を競いましたが、両村とも初回から激しい打撃戦となり恩納村が終始リードのまま、読谷が追撃するゲーム展開。また、雨天時の三試合目とあって疲労も重なり両チームの選手にもエラーが続出。スコアボードには毎回得点が記されるゲームとなりましたが、不運にも勝利の女神(女=恩納)は恩納村にほほ笑み、十五対十のスコアで日没試合となり、恩納村が優勝。読谷村議会は惜しくも準優勝となりました。
本村議会は、県大会での悲願の優勝はまたもや達成できず、涙をのみましたが、中部大会から県大会を通してチームワークも抜群で、その結果が県大会「準優勝」という、すばらしい成績に結びついたものと言えましょう。
議員の皆さんは一様に「来年こそ優勝を」と決意していました。
読谷村議会議員の皆様、大変お疲れ様でした。