読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年1月発行 広報よみたん / 17頁

【見出し】秋空のもと老人運動会 【写真:ハイサイッ:サッサ:マテーッ:ドッコイショ:写真1】

 ♪待ちに待ちたる運動会 きたれり きたれり ああゆかい♪
 声高らかな歌が秋空のグラウンドにこだまする。
 「第十八回読谷村老人運動会」(神谷正賢会長)が十一月十日、村運動広場において盛大に催され、多くの観衆で賑わいました。
 老人運動会は当初、十月二十七日に開催を予定。しかし、予定日の前日から台風の影響で雨天となり、この日に順延されていたもの。それだけに、老人会の各会員の意気込みが感じられ、ほんとうの
♪待ちに待ちたる運動会♪
となった。
 運動会は、ハツラツとした服装に身を包んだ明治、大正、昭和の三代の老人男女(約九百人余)が、各字老人クラブ旗を先頭に、古堅中学校吹奏楽部のかなでるリズムに乗って足取りも軽やかに堂々と入場行進。その後は種々のゲームや群舞、リレー競技、各字応援合戦など、盛り沢山のプログラムで賑わい、愉快に楽しく繰り広げられていきました。
 会場には、子や孫などが訪れての家族総出の応援。一生懸命に頑張る老人会の姿に「おじいさん。おばあさん。ガンバーレ!」の可愛い声援が送られ、また、村婦人会による特別団体演技が披露されるなどして華を添え、老人運動会は、歌あり、踊りあり、珍ゲーム等で笑いありで大きく盛り上がりをみせて閉会しました。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。