読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年4月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】感動の雪まつりを実体験 【写真:ソリスキーを楽しむ:雪合戦で大はしゃぎ】

 ”雪だるまさんも、やぎさんも、うさぎさんもみんなともだち”をキャッチフレーズに、嘉手納・読谷ライオンズクラブ(北村昌也会長)では二月二十三日午後、村運動広場前にて「第二回福祉雪まつり」を催した。
 この雪まつりは、普段、身体的ハンディのため旅行もままならず、雪を経験できない方々に本物の雪に触れ、雪と遊び、健常者との心のふれあいを図り、「共に生きる(共生)」をテーマに行われているもの。それだけに、雪まつりには読谷、嘉手納の社会福祉協議会をはじめ、教育委員会、JRCやボランティアグループの若者を網羅した実行委員会(池原真一郎委員長)を編成。そして、沖縄在住の外国人障害者「スペシャルオリンピック」の方々も加わり、国際交流も兼ねて行われました。
 この日は、雨天に見舞われ少し冷え込む天候にもかかわらず、会場に設営された大型テントには、幼少児から大人、外人のファミリーなど、約五百人余の人々が駆け付け、長野県飯山市から運び込まれた二十㌧の本物の雪を見、初めて触れる雪の感触に感激した。
 会場には、山と積まれた雪や、雪のすべり台などが設けられ、障害者を始め、チビッ子らは雪だるまを作ったり、雪山登りをしたり、ソリスキーや雪合戦をするなど、雨も雪の冷たさもなんのその、明るく元気に飛び回って、滑って転んで大はしゃぎ。雪まつり会場いっぱいに笑顔が弾け賑わった。
 また、雪まつりには、読谷中学校吹奏楽部やロックバンドグループが協力し、素晴らしい演奏を披露。カラオケ大会のイベントが催されるなど、楽しいプログラムで盛り上っていました。
 二年に一回開催されている福祉雪まつりについて、ライオンズクラブの北村会長は「障害者も健常者も同情や哀れみではなく、平等、同じ世界(地球)に住んでいる人間として、心の触れ合い、横のつながりをもって、対等にノーマライゼーション(共生)していかなければいけない。」と開催の趣旨を述べ、更に「次回からは、障害者の子ども達を白銀の世界に連れていきたい」と抱負を語りました。
 また、今回の雪まつりに大量の雪をプレゼントした長野県飯山ライオンズクラブの田中精司会長は「大勢の人がこんなに喜んで頂き、感激しています」と一言挨拶。訪れた山内村長も「この雪が地域の子ども達に大きな夢を与え、日米の掛け橋になるものと思う。このような素晴らしいまつりを企画された方々に感謝します」と応えていました。
 一方、屋外では、”トライ!成分献血”を呼び掛ける献血車も配置。また、バザーも開かれるなどして参加者らは焼きたての焼き餅、温かいぜんざい汁に冷えた身体を暖め、感動の雪まつりを体験していました。

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