【見出し】ユンタンザむらおこし物産展 【写真:紅いもの里づくりをめざしてほくほく討論会:特産の紅イモは飛ぶように売れる:紅イモ絶叫大会で甲子園へ:ハワイ行進曲の芝居:今や内外から人気の高い紅いも菓子:物産展は大勢の観客でにぎわう:ヤチムンガラス工芸品も注目を集めた】
本村の特産物を内外にアピールし、地域活性化を図ろうと「ユンタンザむらおこし物産展」(読谷村商工会主催)が三月十四・十五の両日に残波岬いこいの広場にて開催されました。
むら興し事業の一環として取り組まれている同物産展も今年で第五回目を迎え、回を重ねるにつれて内容もますます充実・発展し、今やしっかりと地域に定着。今年は天候にも恵まれ、村内外からの大勢の観客で賑わいました。
初日のオープンセレモニーに続き--紅いもの里づくりをめざしてをテーマとして「ほくほく討論会」が催され、仲宗根盛敏氏(琉球イモ生産部会会長)、比嘉清光氏(読谷農協指導販売部長)、大城勝哲氏(商工会会長)、玉城悟氏(役場経済振興課)の四氏がパネラーとして討論。”紅いも”の可能性と問題点・課題等が提起されました。
また、広場には出店テナントが設置され、本村の特産品である紅いも、読谷山花織、ヤチムンなどを一堂に集め展示・即売が行なわれ、村内外からの大勢の家族連れなどの人出で賑わい、焼き芋や紅いも、ヤチムンなどを買い求める人々で盛況を極め、ステージでは、観客が紅いも絶叫大会やカラオケ大会、ちびっ子らを対象とした残波ウルトラクイズに挑戦し豪華賞品を獲得して嬉しそう。また、ミュージックコンサートにロックコンサート、民謡ショーは観衆を楽しませ、大宜味小太郎一座の演ずる沖縄芝居「ハワイ行進曲」は、広場をうめつくした大観衆を笑いの渦に巻き込んでいました。
商工会では、初の試みとして「村内観光巡り」を企画。村外からの物産展ツアーを募集してピーアールを図るためにバスをチャーターして那覇から運行させた。この企画は予想以上に好評を博し、六十人の募集予定が八十人余のツアー応募が殺到。商工会では地元出身のバスガイドOBを添乗させて村内観光巡り、物産紹介を行う一方で、お土産に本村の特産品をプレゼント。ツアー客からは「格安な料金で観光に物産展見学、お土産まで、素晴らしい物産展だ」と称賛。大きな評価を受けていました。