92春の収蔵展『山出真山画伯展』が四月七日午前、村立・美術館にて開催されました。
初日のテープカットには多くの関係者が集いオープンセレモニーを挙行。山内村長は「読谷村の文化村づくりの一躍を担ってきた山田先生の素晴らしい作品を観賞できる特別展を読谷の地で開催出来たことは村民の名誉、大きな喜びである」と挨拶。また、遺族の山田真作氏は「今回、画家・彫刻家である父の作品の展示に対して村当局に感謝、感激しています。読谷の美術を志す若者達に先輩の作品を是非、観賞して頂きたい」と述べました。
同展には、終戦直後の一九四六年から一九五二年頃までに沖縄駐屯の米軍人・軍属へ沖縄紹介のために英字新聞に依頼され、山田画伯が軍向けに描いたという風俗画のパネルや絵画十三点、紅型十二点、彫刻十点、焼き物七点など山田画伯の収蔵する幅広いジャンルの作品が展示されています。
美術館の宮城元信館長は「多くの村民が美術館に足を運んで観賞して頂きたい」と呼び掛けています。
同展は五月三十一日迄の間(午前九時~午後五時)開催されますので、多くの村民の皆様方がご覧下さい。
なお、月曜日・公休日は閉館致します。