読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年5月発行 広報よみたん / 8頁

【見出し】明るく元気に育って 新入学児童激励会(読谷村母子寡婦福祉会読谷村社会福祉協議会) 【写真:1】

 ランドセルを背に、小学校へ入学する喜びで胸を弾ませている母子父子世帯の新一年生をみんなで激励し、四月からの学校生活でたくさんの友達をつくり、楽しく元気よく学んでもらおうと、読谷村母子寡婦福祉会(国吉トミ会長)および村社会福祉協議会では四月四日午後、村福祉センターにおいて「新入学児童激励会」を催しました。
 会場には、父母等をはじめ山内村長、岳原教育長や民生児童委員、母子福祉相談員が訪れ祝福。男の子は黄色、女の子はピンクのリボンを胸にちょっぴり緊張しながらも一列になって堂々と入場。会場内から祝福の拍手が送られると嬉しい笑顔がこぼれる。大きく元気な声で「よろしくお願いしま~す」と全員であいさつすると一斉に大きな拍手が沸き起こった。
 新一年生を前に国吉会長は「今日の楽しい思い出は、これからの人生でいい思い出になることでしょう。さわやかな思い出を人生の道連れに明るい元気な子に育って下さい」と挨拶。また、山内村長が「①早起きしましよう。②朝ご飯を食べましょう。③たくさんのお友達をつくりましょう。③勉強やお遊戯を一生懸命しましよう。⑤通学の時には交通事故にあわないよう車に気をつけましょう。」と五つの約束を誓い合い、村長から入学祝金や記念品のプレゼントを手渡され大喜び。その後、テーブルに並べられた芋パイやポーポーのお菓子に舌鼓をしながら和やかに懇談。舞台では布の絵本サークルのちびっ子らがキジムナーの演劇を披露するなどして激励し、ピカピカ一年生は楽しい一時を過ごし、小さな胸に良き思い出を刻んだことでしょう。また、ホール壁面には七福神やお雛さま、日本一の金太郎などの布の絵本が掲げられ、新一年生の児童らの前途を祝福するかのように微笑んでいました。

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