真っ白なユリの花が咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませている楚辺東児童公園(大添区)。
昨年八月、「ノーベル平和賞を夢みる村民基金(みどりをふやし、美しい環境づくりに関すること)」を活用し、大添区では子供育成会をはじめ区民一丸となって区内や公園などの環境美化に取り組み、植栽したユリの花三百本がこの程見事に開花して、これまで手入れをしてきた児童生徒や区民を喜ばせました。
区民の先頭に立って植栽に関わってきた上江洲謙区長は「区民を挙げて緑の環境づくりに取り組んで四年。これまでにも公園内に数種の熱帯花木などを植えてきましたが、今度のユリの花も素晴らしく開花した。緑の公園づくりにノーベル基金はとても助かる。今後も、もっと緑と花に囲まれた美しい公園にしていきたい」と抱負を語っていました。また、児童会の子供たちも「白いユリの花だけじゃなく、赤い花、黄色い花など、色とりどりの花をたくさん咲かせたい」と、意欲を燃やしていました。