昨年の六月、中国大連から研修のために沖縄残波ロイヤルホテルを訪れていた男女六名が、一年間という短い研修を無事に終え、この程帰国することになり、帰国する日の六月十日午前、役場を訪ねて山内村長を表敬しました。
この日の訪問には、新たに第二次研修員(男性四人、女性四人)も同行、村長室にて和やかに懇談が深められました。
席上、山内村長は、一年間の研修を終えた第一次研修員六名の皆さんに送別の言葉を掛けられると共に記念品を贈りました。これに応え、一人びとりが沖縄を去るに当たり一言づつあいさつ。「一年間いろいろなことを教えて頂き、お世話になりました。この一年間、読谷の催し物、まつりなどに参加し、良い思い出になりました。大連にも是非いらして下さい。その時は喜んで案内致します」と、流暢な日本語の口調でお礼を述べていました。また、五月二十日から来村しているという第二次研修の若人らは、村長に中国産のりっぱな”掛け軸”と”すずり”を贈呈し、全員が「よろしくお願いします」とあいさつ。その後は、役場内ロビーにて中国の研修生全員を紹介。職員や来客の見守るなか、山内村長から歓送迎の言葉が述べられると、若い青年男女らに温かい激励の拍手が送られました。
第一次研修の若人に「御苦労さん」と。そして、第二次研修の青年らに「よ~こそ読谷村へ」と村民の大きな拍手で迎えましょう。