読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年7月発行 広報よみたん / 8頁

【見出し】集えば楽しいアトラクションで賑わう 【写真:1】

 読老連二十二単位クラブ二千余名の会員が心をひとつにして、心豊かな長寿社会をテーマに、交通安全、友愛、奉仕の三大運動を展開し、地域に寄与しようと、「第二十八回・読谷村老人クラブ大会」が五月二十八日、村総合福祉センターにて開催され、約七百人余の会員が参加して賑わい、老人パワーの熱気に包まれました。
 午前に行なわれた大会では、老人クラブ歌の斉唱の後、神谷正賢会長が「読老連の輝かしい発展は全会員の一致団結のおかげ、我々は後継者として先輩方の偉業を讃え仲間の輪を広げ、地域社会との交流を目標に努力し、私たちの長い人生の貴重な経験と実績を、活動を通して今後の人生をより豊かに生きる事に自信と誇りをもち、常に団結し共に手をたずさえて前進していこう」とあいさつ。来賓祝辞では山内村長が「美しい村をつくろうと老人会の積み重ねた努力は素晴らしい。みなさんが頑張ったお陰で今日の読谷村ができた。生まれ島ユンタンザを大事にし、いつも心に希望を、健康のためにスポーツを、自分自身に鞭打って益々頑張って下さい」と激励。
 大会は、事業経過報告や決算書、大会宣言決議などの議案を全会一致で採択。平成四年度の事業計画書を承認して閉会。昼食をはさんで午後の日程に移りました。
 午後の日程は、アトラクション。老人会員にとって一番の楽しみのひととき。ステージでは、古典音楽クラブの「幕開け」と読老連役員による「かぎやで風」の舞いをかわきりに、華やかな舞台衣装を身にまとった各単位の老人クラブが次々と演舞を披露。その卓越した演技には、場内も一体となって手拍子や大きな拍手が沸き起こり、多彩なプログラム(二十一演技)で賑わっていました。 また、今大会でも老人会活動に功績を残された方々に対して表彰が行なわれました。

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