読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年7月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】喜友名大志君 最優秀賞を受賞(読谷中学校三年) 【写真:校長、教諭と共に受賞を喜ぶ】

 「まさか選ばれるとは思わなかった。嬉しいです」と大志君。
 去る五月二十九日に行なわれた仏桑花の会主催「青少年の手で明るい沖縄を」をテーマとした第十九回作文募集で、読谷中学校三年生・喜友名大志君が最優秀賞(県知事賞)に輝いた。
 大志君が書いた作文は「前向きに生きる」。三カ月前に母の死に直面。その悲しみを乗り越えようと決意した大志君のけなげな心情が書き綴られ、読者の胸をうち、熱きものが込み上げる。
 青少年非行防止が叫ばれる昨今、こうした大志君のような青少年が明るく、力強く前向きにはばたこうとする姿勢は、立派である。
 塩川玄祥校長や担任の比嘉恒雄教諭らも「大志君は、生活態度もよく真面目で、生徒からの信頼も厚く生徒会長を務め、部活でも頑張っています。このような生徒がいることは素晴らしい。全校生徒の模範であり学校の誇りです」と受賞を喜び、称賛していました。
 尚、大志君は七月二十四日から九日間の本土一周の旅に招かれる。

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