【見出し】功績を称え盛大に第1回読谷村功労表彰式典(政治・経済・教育・文化・社会の振興に貢献 【写真:受賞者を称える(山内村長):受賞者を代表して(池原昌徳元村長):20歳を迎える成人者を代表して:役場職員古典音楽同好会「幕開け」:新垣満子琉舞研究所:津波澄子琉舞研究所:2】
読谷村の政治、経済、教育、文化、社会その他各般にわたって村政の発展及び地域の振興に寄与し、又は村民の模範と認められる行為があった者を表彰し、もって読谷村の自治振興を促進することを目的に、平成三年三月二十九日、「読谷村表彰条例」(条例第九号)が施行されました。 この表彰規定に基づき村では、七月一日午後、沖縄残波岬ロイヤルホテルに於いて「第一回読谷村功労表彰式典」を盛大に挙行。式典には、被表彰者を含め、村内外からの来賓や関係者ら約五百人が列席して被表彰者の功績を讃えました。
第一回の被表彰者は総勢一一六人。村政功労九名、自治功労二三名、社会功労一一名、教育・文化功労二六名、福祉功労一三名、伝統工芸功労八名、産業・経済功労一二名、伝統芸能功労四名、一般公益功労十名を功労表彰(その内、三九人は故人)。式典では、故人となられた方々の在りし日のご活躍に敬意を表して全出席者が起立して黙薦を捧げてご冥福を祈り、安田助役の開式の辞によって式典に移り、式辞で山内村長は「読谷村は今、先輩各位、村民皆様の戦後から今日までの筆舌に尽くし難い御苦労と御活躍に対して感謝を申し上げ、皆様方の御努力の成果を継承し、基地の村の重圧にも屈することなく『人間性豊かな環境・文化村』づくりを目標に、二十一世紀の歴史の批判に耐え得る村づくりをスローガンに村づくり運動を進め、今後とも未来永劫にわたる生命体である読谷村の限りない発展のため決意も新たに頑張ってまいります」と受賞者の功績を讃え、その後に功労者表彰が行われ、被表彰者各位に表彰状と記念品を贈呈。引き続き儀保輝和村議会議長や伊波栄徳県議会議員が祝辞を述べあいさつ。また、今年二十歳を迎える上地正人君と山内香さんが「今、私達若者が心おきなく学問ができ、スポーツに汗を流し、音楽をゆったりと楽しむことができるのも受賞をなされた皆様や先輩の方々が読谷村を愛し、あらゆる分野で頑張られたお陰、私達は誓います。自分のためだけでなく人のために何かしてあげられる大人になり、何事にもあきらめずチャレンジ精神をもって頑張り、この読谷村を緑豊かで人々の笑顔が溢れ、心安らぐ郷土に建設致します。受賞者の皆様はかけがえのない読谷村の宝です」と仲良く若人の決意を表明。そして、受賞者代表には池原昌徳元村長が「今後とも、受賞者は一致団結して村の発展に尽くしていきます」と述べられ式典を終了。
式典後の祝賀会においては、受賞者らの宴席を囲んで関係者らが表彰への祝福の言葉を掛けられると共に長年の労をねぎらい、和やかに懇談が深められ、また、舞台ステージでは、役場職員古典音楽同好会による「幕開け」を皮切りに新垣満子、、津波澄子両流舞研究所による華麗な舞が披露されるなど、盛大かつ豪華な式典・祝賞会が挙行されました。
※表。功労表彰者氏名(敬称略)
※写真。