学校週五日制の導入という学校教育における教育課程の大きな変動の年で、子供達の役割が一層重要視される中、読谷村子ども会育成連絡協議会(長浜真栄会長)では六月二十日夕、村中央公民館において「平成四年度・定期総会」を開催。総会では、過去五年間に亘って読子連に尽力してきた長浜会長が今年限りで役職を退き、後任の上里キヨ氏にバトンタッチがなされました。 長い五年もの間、子ども会の育成に情熱を傾注してきた長浜氏は「読子連のために一生懸命に頑張ってきた。任期を終えるとしても一日の出会いは一生の出会い。子供を愛する人間として今後共に新役員に協力していきたい」と語り、また、新会長に選出された上里氏は「子供達を愛する父・母、地域の皆さんが子供育成に協力し頑張ってきた素晴らしい運動の成果がある。スタートに当たって子供達を家庭で地域でどう守っていくか、未来は子供たちが背負って立つ。子供たちが心身健やかに育つよう二十一世紀に堂々と胸を張って生きていけるような子供育成を目指し、地域の意見を取り入れ英知を結集して進み、育成会の方針を大事にしながら頑張っていきたい」と力強い抱負が述べられると参加者から大きな拍手が送られました。
総会議案では、事業計画や予算計画、規約などに活発な質疑を展開。出席した各単位の子供育成会役員の関心の高さが伺われ、また、訪れた玉寄哲永県子ども育成会連絡協議会会長や宮平良秀教育委員長らが激励あいさつを行い読子連の活動を称えていました。
尚、十年以上にわたって子供育成会活動に功績のあった方に対しては県子連表彰。五年以上の方に対しては読子連表彰が総会の場で行なわれました。
【県子連表彰】
▼表彰状・感謝状
●上地 栄・美津子(夫妻)
●上地秀雄・幸江(夫妻)
【読子連表彰】
▼表彰状・感謝状
●古堅勝美・清(夫妻)
●島袋秀光・安子(夫妻)