読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年8月発行 広報よみたん / 15頁

【見出し】一歩でも前進して頑張ろう 読障父母の会「定期総会」 【写真:1】

 平成四年度・読谷村障害児者を守る父母の会定期総会(宮里弘会長)が六月二十日午後、村福祉センターにて障害児者や父母、福祉関係者ら約五十人が集うなか「手をつなぐ母の歌」を斉唱した後に開会。会場(畳室)には『この子等の自立を』と「親の会の活性化を」とのスローガンが掲げられる中①父母の会②母子通園保育事業所ふくぎ、③読谷かしゆし学園の事業経過や決算報告、平成四年度の事業計画と予算計画などの多くの議案(十二件)を承認。議事はスムーズに進められていきました。
 議事の採択後、来賓として招かれた岳原宜正教育長は「やさしく強いお母さん、明るくたくましいお父さん。いつか幸せがやってくると信じてこの会を充実させてきた。この会をもっと充実させるため、一歩もひるむことなく下がることなく、この子らの自信、幸せのために、更に一歩前進して頑張って下さい。幸せは必ずやってきます」と激励。また、新会長に選任された松田菊茂会長は「”自分達がやらなければ誰がやる”という気持ちと自覚をもって会員一人びとりが心を一つにしていかなければならない。楽しくやっていきたいという希望を以て、一生懸命に頑張っていきたい」と、抱負と協力を呼び掛けました。
 総会の閉会後には、決意も新たに和やかに懇談が深められました。

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