お年寄りを地域で支える家庭奉仕員やミニデイサービスに関わっている民生児童委員、赤十字奉仕団を対象に、コザ保健所、読谷村、読谷村社会福祉協議会の三者共催のもと、「お年寄りを地域で支える介護セミナー」が七月十日から三十一日までの日程で実施されました。
これは、近年、平均寿命の伸びによって急速な人口の高齢化が進み、それに伴って心身に障害を有し介護の必要な老人も増えていることから、お年寄りの心身の衰えを防ぎ、回復を高め、自立を促進するために実施されたもの。
村勤労者体育センターで二十三日午後に行なわれた『皆んなでたのしく体を動かそう』のプログラムでは、デイサービスを受けている老人らも集い、徳村哲理学療法士(コザ保健所)の指導のもと、ラジオ体操や訓練を兼ねた動作の「スプーン渡し」「パラシュート」ゲームなどを通してさわやかな汗を流し、明るい笑顔で楽しそうにゲームに興じる等、介護セミナーには三八人の受講生が参加し、テキストによる講義や講演、実技プログラムを通して老人介護の基礎的知識を学び、地域の介護力を高め推進を図るために一生懸命にセミナーに取り組んでいました。