読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年9月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】サンセットマート夕焼市にぎわう残波岬 【写真:多くの人々が夕焼市訪れた】

 本村観光のメッカ残波岬を訪れる大勢の観光客に、本村の特産品や物品を継続的に提供し、その販路の拡大と観光客の誘引力とし、以て本村の商工観光の振興に寄与することを目的として読谷村商工会(大城勝哲会長)では、ユニークな試みの「サンセットマート(夕焼市〕」を八月九日午後、残波岬駐車場にて開催。訪れた人々の注目を集めた。
 この夕焼市は、個人団体、村内外を問わず誰でも参加出展が可能で、出展物も在庫品や不用品、自作品まで何でも出展でき、いわばリサイクル用品の販売を通してサービスを兼ねたバザー的な事業を展開しようというもの。
 会場には、四十店舗の出展者がパラソルや陳列台などを設置して思い思いにバザーを開店。洋服類をはじめスイカやパインなどの農産物、手作りバッグ、ぬいぐるみ、貝殻にピヤスやイヤリングなどの装飾品、靴、時計、置物類、皿類、健康茶などの飲料品まで様々の品々が並べられ格安な値段で販売。訪れた人々の感心を誘い、人々が目当ての品々をたくさん買い求める姿も多く賑わいました。
 初の夕焼市の試みに自信を深めた西平朝吉商工会事務局長は「サンセットマートを始めたきっかけは、遊びの中から残波岬に話題性を作ろう、残波岬を訪れる人々に対してサービスをしようと商工会部会で企画し取り組んだ。初日にして千人余の人々が訪れたことは大成功だ。夕焼市は継続しないと意味がないので今後においても継続していきたい」と抱負を語りました。
 尚、商工会では毎月第二・第四日曜日に定期的にサンセットマートを開店するとしています。このサンセットマートに出展をご希望の方は商工会までお問い合わせ下さい。
   【読谷村商工会】
    ■九五六-四〇一一

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