読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年9月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】手作りのお中元はいかが! 【写真:1】

 お中元には、真心のこもった手作りの地域特産品を・・・・と
 読谷村生活改善グループ連絡協議会(山内節子会長・会員八十四人)では紅芋、メロンなどの特産品を利用し、手作りの漬物などを中元として贈る運動の取り組みを実践。この程、旧盆を前に手作りの中元セット(漬物類)が出来上がった。
 生活改善グループでは、これまでにも小グループ単位では進めていましたが「素晴らしいお中元だ」
と喜ばれ好評を得たことから、全会員での取り組み(四月から)を開始したのはこれが初めて。
 手作りの中元は、紅芋のペーストやメロン甘酢漬け、かぼちゃ甘酢漬け、赤ウリのみそ漬け、ミジユン香り漬け、手作りみそなど内容も豊富。これらは、贈答品としての詰め合せセットで親戚を始め知人、友人などに贈るという。
 詰め合せセットの化粧箱には、会員でデザインした図柄(残波岬、大獅子、座喜味城、花織、進貢船、魚、赤花、紅芋、メロン、ポーポー)を巧みに取り入れて、村の名所や特産品をしっかりPR。また、同グループのキャッチフレーズ「ゆんたんざ偲い-むらは宝島、紅のロマン-」が印刷され、一層、贈答品の価値を高めている。
 山内会長は「この手作りのお中元は各会員が手間暇かけて作るので真心が詰まっていると、頂いた方々に大変喜ばれています。これまでの集大成として初めて全会員で取り組むことが出来、喜んでいます。今後も継続して真心のこもった手作りの特産品づくりを目指して活動していきたい」と語っていました。

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