九月十五日の「敬老の日」を前に、村社会福祉協議会では九月十一日午後、福祉センターにおいて「老人ふれあいのつどい」を開催しました。
これは、村内の一人暮らしや夫婦で生活しているお年寄り、施設入所されている村内の方々を招待し、子供たちや関係者とのふれあいの中で、健康を祈り今後も頑張ってもらうよう激励することをねらいとして実施されているもの。
センターホールには、多くの老人をはじめ、民生児童委員や老人クラブ、調理ボランティア、運搬ボランティア、友愛訪問員、家庭奉仕員など、約二百人が集う中、舞台ステージでは村老人クラブ三味線愛好会による幕開け「古典演奏」を皮切りに、民生児童委員による「かぎやで風」の余興を始め、新垣満子琉舞研究所の門下生らが「花笠」、「加那ーヨー天川」の華やかな琉舞を披露。特に、喜名保育園の園児らが紫頭巾にウッチャキ姿も可愛らしく、ホールとステージいっぱいになってパーランクーを打ち鳴らして踊る「エイサー」では、手拍子や指笛が会場内に響き渡り、園児らの演技に大きな拍手が送られた。演技の後にはお爺さん、お婆さんへと園児らが一生懸命に色紙で編んだ手作りの首飾りをプレゼント。何よりも嬉しいプレゼントに老人らの顔が笑顔でゆるみ、また、山内村長からも一人ひとりに記念品が贈られ嬉しい様子。山内村長や儀保輝和議会議長からは「いつまでも健康で長寿でいて下さい」と激励の言葉を掛けられ、おいしい茶菓子に舌鼓をうちながらも、照屋正雄氏の名司会に笑い、最後にはカチャーシーを踊るなどして楽しいつどいの一時を過ごされていました。