読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年10月発行 広報よみたん / 9頁

【見出し】チビッ子英会話教室を開校「What?」「This is・・」 【写真:1】

 -遊びの中で英語を学ぼう-
と、楚辺区文化部(比嘉進部長)と同区の子供育成会(比嘉正勇会長)では共催のもと、八月二四日から講師にキャンプキンザー在住のデブラ・J・パレット女史を招聘して「第一回チビッ子英会話教室」を開設。英会話教室には十五人の児童が入校しました。
 初の英会話教室の開設に当たって、コーディネーター(調整係)を勤める上地栄氏は「世の中の国際化の時代に外国の言葉や文化に触れ、学び、国際感覚の豊かさを育むことは大事なこと。小学生を対象として国際人としての意識、刺激を与えていくことが子供の感性を育み、中学生になっても英語教育の円滑な導入が図られる。そのことを大きな目的として英会話教室を開設しています」と語りました。
 入校したての子供達は当初、英語だけでお話するパレット教師の授業に幾分緊張した面持ちで英会話を習っていましたが、授業が一回・二回と授業回数を重ねるに連れ、次第に雰囲気にも慣れ、パレット教師の話す英会話を少しずつ理解できるようになり、また、教室外の課外授業ではアメリカ文化の体験学習を計画。教師宅での交流会をはじめ、アメリア・エアーハートスクールでの授業参観。アメリカレストランでの食文化の体験。ハロウィン行事へ参加するなど、英会話教室の子供達は盛り沢山の学習プログラムを通して楽しく英会話を学び、外国文化に触れる貴重な体験が行なわれます。

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