一方、十月十一日から始まった「全国防犯運動」の一環として、十月十三日午後、嘉手納署構内にて「全国防犯運動嘉手納町・読谷村住民大会」が開催されました。
住民大会には、両町村から団体や住民ら約百二十人余が参加。大会では、渡慶次憲三嘉手納警察署長が「県内の暴力団は解散している訳ではなく、暴力団抗争の火種は以前として残っており、青少年が暴力団の予備軍にならないための未然防止に努めなければならない。住民が抗議の声を絶やさずに波状攻撃をかけないと、暴力団は地域にとどまってしまう。大人の足元を見直し、暴力団のいない街づくりに民警一体となって粘り強い運動を展開して頑張っていこう」と呼び掛け、また、山口栄三郎嘉手納町助役や安田慶造助役らが決意表明の後、暴力団排除宣言を全会一致で採択し、嘉手納町と読谷村に分かれての街頭パレードと移り、暴力団壊滅と防犯対策が訴えられました。