”城が踊る”をキャッチフレーズに村内の各字の民俗芸能を一堂に集め「ユンタンザむらあしび」(教育委員会主催)と、組踊り「忠臣護佐丸」(座喜味区主催、教育委員会後援)が九月十九、二十日の連夜にわたって座喜味城跡にて催され、訪れた多くの観衆は郷土の伝統芸能の素晴らしさに魅せられていました。
初日のむらあしびは、座喜味城を文化・芸能の発進地として、新たな文化創造、伝統芸能の継承・発展を図る目的を以て企画されたもので、オープニングは「島太鼓」や優雅な舞踊に始まり、
①楚辺「イリベーシ」
②大湾「四季口説」「特牛節」
③長浜「九年母木」
「むんじゅる一」
④宇座「上い口説」
⑤瀬名波「真福地のヘイチョウ」
⑥伊良皆「高平良万歳」
⑦儀間「南の島」
⑧高志保「馬 舞」
など八字の伝統芸能を披露。また、二十日には座喜味区(当山操区長)が組踊り「忠臣護佐丸」を上演。護佐丸ゆかりの城跡と城壁に囲まれた舞台で繰り広げられる白熱した演技は、独特の雰囲気をかもしだし観衆を魅了しました。