本村の豊かな自然、風物、名所、旧跡、行事、伝統工芸、産業等の観光写真をテーマに、読谷村商工会(大城勝哲会長)では去る九月一日から同月三十日までの間「観光フォートコンテスト」の写真作品の募集を行ないました。
これは、商工会が今後の観光振興に資する目的を以て、ソフト面からの対策事業として実施したもの。初の「観光フォートコンテスト」には、村内外から四十三人(九十三点)の応募作品が寄せられ、作品審査は八名の審査員が厳選な審査を実施。その結果、最優秀賞一点、優秀賞二点、優良賞三点、佳作十一点、入選二十点の計三十七点が選抜され、その入賞作品は、十一月五日午前、村中央公民館ギャラリーにて「読谷村観光フォートコンテスト入賞作品展」にて展示・発表されました。
作品展のオープンセレモニーでは、テープカットに引き続き入選者の発表と審査講評が行なわれた後、大城会長が「この企画の事業は、ノーベル助成を受けて実施した。どの作品も読谷村の自然、風物、名所、旧跡、伝統工芸などの観光資源をレンズから視た秀作ぞろい。今後の読谷村の観光に良い知恵を与えてくれるものと思う」とあいさつ。また、山内村長は「みずみずしいアイディアを提供し、文化の香りするこれ程の素晴らしい写真を観たのはかってなかった。カメラを通して改めて読谷の自然、伝統工芸の素晴らしさに感動し喜んでいる。村外にPRできる観光につなげていき、お互いが切磋琢磨して読谷のムラづくりに頑張っていきたい」と語りました。
尚、コンテスト入賞者の表彰式は、十一月八日「第十八回読谷まつり」で行なわれ、賞状や賞金、記念品がそれぞれ授与されました。