読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年12月発行 広報よみたん / 6頁

【見出し】踊れ、夢!、謡え、魂!ユンタンザフェスティバル第18回よみたんまつり 【写真:赤犬子大主を讃え、村民総勢500名余の出演者が大ステージで繰り広げる「琉球の交響詩」は圧巻」:南の島:幼児も出演:舞踊:花織ファッションショー:村内小中学校「三味線・琴演奏」:婦人会演技:老人会演技:小学校集団演技:写真1:はるかいにしえの歴史を越え現在、泰期が「進貢船」に乗って帰ってきた:組踊「護佐丸:棒の競演:創作ダンス:総合作品展:表彰(作文コンクール)マーチング演技:中国からの研修生もまつり見学:写真2】】

 読谷のゆるぎなき魂の伝承、歴史の風を受け、今、舵は未来へ向けてをキャッチフレーズに「第十八回読谷まつり」は万人の人々が訪れ多彩なプログラムで賑わった。
 読谷まつりは、初日、村民総勢五百名余の出演者たちが大ステージで繰り広げる琉球の交響詩「赤犬子琉球音楽大演奏会」、二日目は、装いも新たに実物大の三分の一縮尺「進貢船」の巨大な雄姿が登場する創作「進貢船」の一代スペクタクルを演出。
 小、中、高生徒を含め、青年、婦人、老人会、各琉舞道場などの各種団体が総出演して繰り広げられる読谷まつりは、古典音楽や琉舞、伝統芸能、集団演技、マーチング、吹奏楽、合唱、ダンス、太鼓、棒術、花織ファッションショウ、太極拳などの多彩な演技が披露され観衆を魅了。また、親子三代ゲートボール大会やちびっ子相撲大会、綱引き大会は参加者を楽しませ、展示会場における農産物展や手芸品展、盆栽展、書道や絵画展、琉球の風写真展、花織展は観賞した人々に感動を与えました。
 まつりのハイライトは、壮大なスケールで描く創作「進貢船」。炎に導かれて進貢船の雄姿が登場すると会場は人々の熱気と興奮のる禍に包まれ、まつりムードも最高潮。歴史ロマンを秘めたダイナミックな演出に観客は酔いしれ、夜空に弾ける綺麗な花火を満喫。訪れた万余の観客は、読谷まつりのフィナーレに惜しみない拍手をおくっていました。

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