読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年12月発行 広報よみたん / 15頁

【見出し】水泳プール建設起工式 工事の安全を祈って起工式

 本村の小、中学校の水泳プールは、昭和四十七年(一九七二)に竣工した古堅中学校の水泳プールが第一号でありました。以来、村内の児童生徒を始め、多くの村民が利用してきましたが、二十年の歳月を経ているために老朽化が激しく、この程解体され、新たに建設されることになりました。
 その「古堅中学校水泳プール建設起工式」が山内徳信村長や儀保輝和議会議長、岳原宜正教育長、古堅宗明校長ら、関係者が列席する中、十一月四日午後、水泳プール建設現場にて厳かにとり行なわれました。
 起工式は、北村昌也住職による工事の安全祈願の後、山内村長、上地英睦社長(上地建設)、田崎盛倉社長(有・三真建築設計事務所)の三氏によって鍬入れ式が行なわれ、式の後に山内村長は「復帰後、このプールが出来たことは大変な喜びであった。だが、現在の教育環境に即応するプールを建設しなければならず、用地取得に十三年の歳月を経てきた。建設が出来るのも地権者の協力と教育に関する理解のお陰。プールを最大に活用した教育をしてほしい」とあいさつ。また、古堅校長は「難産であった。本当に嬉しい思いです。関係者が一致団結して事故が無いように素晴らしいプールを作って頂きたい。このプールから世界に通用する水泳選手が輩出出来るよう、大事に使っていきたい」と感謝の言葉が述べられました。
【水泳プールの概要】
▼水面積
・プール四〇〇㎡(16m×25m)
・七コース
▼付属施設
・管理棟一五九、○○㎡
 (玄関ホール、監視室、更衣室、便所、倉庫、機械室)
▼工事期間
・平成四年十一月一日~平成五年三月三十日竣工
▼総事業費
・一〇〇、七七五、二〇〇円

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