儀間区の各種集会を始め、区民の憩いの広場として親しまれてきた儀間公民館は、建設から34年の歳月を経て老朽化。このため、儀問区(新垣健吉区長)では五年前から青年会や婦人会、老人会などの各種団体を含め区民一丸となって再建計画に取り組んでまいりました。
国、県、村の補助を受け、昭和六十三年度から集落内道路整備、農村公園工事(公民館広場)などを皮切りに事業着手され、農村公園は平成三年十二月に完成。待望の「儀間農業集落多目的集会施設」(公民館)の建設工事は、平成四年八月十七日に着工。十一月十四日には”棟上げ式”が関係者多数が列席するなか行なわれ、棟上げ式の場で新垣区長は「公民館が出来れば一段落、安心しました。これまで十八名の建設委員会を設置して区民意識を高め、建設資金を積めたて、備品購入資金を募集するなど区民一丸となって公民館建設に取り組んできた。区民で活発に利用して公民館活動と区の発展を目指したい」と抱負を語り、更に「国・県、関係機関の協力に感謝しています」と述べました。
同区の集落内道路整備と公民館は平成五年の竣工となる。
公民館の総面積は約二九五㎡。館内には集会室やステージ、事務室、図書室、調理室、和室などを配置したモダン的な設計構造。
【公民館の工事概要】
▼建築工事
・(株)山中組
六三、八六〇、○○○円
▼電気設備工事
・読谷電気水道工事社
五、〇四七、○〇〇円
▼機械設備工事
・(有)大優工業
四、七三八、○〇〇円
▼設計管理委託業務
・(有)永田建築設計事務所
一、七五一、○○○円
▼工期
・平成四年八月十七日~
・平成五年二月十七日