五日に行なわれた意見発表大会には、岳原教育長や教育委員の来賓を始め、生徒約三百人が参加する中、上地会長は「今、自分が思っている意見を堂々と述べることは大切なこと。自分の意見を述べることは国際情勢に対応できる人間の礎となり、素晴らしい人間になるものと信じています。自信をもって堂々と発表して頂きたい」と主催者を代表してあいさつ。また、読中の喜友名行雄教頭が会場校を代表して「古中と読中の生徒が交流しながら、聞き手と発表者が一体となって素晴らしい発表会にして頂きたい」と歓迎の言葉が述べられた後、発表へと移行。大会には、読中と古中から男女八名の意見発表者が登壇し、それぞれの立場で考えたテーマに熱弁を展開。審査の結果、成績は次のとおりに決まりました。
【男子の部】
▼最優秀賞
・金城伸吾 (古堅中学三年)
『最後まで頑張るということ』
▼優秀賞
・嶺井亮英 (古堅中学一年)
・知花竜海 (読谷中学一年)
・鎌田一規 (読谷中学二年)
【女子の部】
▼最優秀賞
・石嶺葉子 (読谷中学二年)
『生きること』
▼優秀賞
・知花美鈴 (読谷中学一年)
・照屋道代 (古堅中学二年)
・又吉亜矢子(古堅中学三年)
【審査員講評】
「中学生として身近な問題や学校生活の問題、切実な問題をテーマに取り上げ、一生懸命に発表する姿はすがすがしく、ハツラツさが伝わってきた。原稿を自分のものにしようという心構えが伝わり、事実に基づく発表は大人に感動を与え、社会の役に立とう、自分を高めようという勇気ある思い切った発表に称賛する」。また、努力目標として「原稿をしっかりと覚え、自分のものにして発表すること。言葉の強弱をはっきりすることが必要」と評しました。