読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年2月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】新春もちつき大会に笑顔弾ける(都屋の里) 【写真:キネを持つ手に笑顔もこぼれる】

 都屋の里中庭に一月九日午後、

♪年のはじめのためしとて
  終わりなき世のめでたさよ
 松竹たてて門ごとに
  祝う今日こそ楽しけれ♪

と声高らかに”年の初め”の歌声がこだました。
 これは、新年の年頭にあたり村内にある八つの福祉団体や施設関係者、ボランティアの方々が今後一年間の健康を願う「第九回新春もちつき大会」でのこと。
 もちつき大会には園生をはじめ家族、福祉関係者ら二百人余が集う中、主催者を代表して実行委員会の松田菊成会長が「思う存分、もちつきを楽しんで下さい」とあいさつ。また、安田慶造助役は「楽しく、愉快に、元気にもちをつき、もちのように粘り強く、お互いが助け合いながら今年も素晴らしい年にしていきましょう」と激励。そして、儀保輝和議会議長の祝辞を受けた後に、いよいよもちのツキ初め、全員が一体となって『ヨイショ!ヨイショ!』の勇ましい掛け声と共にペッタンペッタンともちつきを開始。代わり代わりでキネを打つ園生の顔にも笑みがこぼれ嬉しさが弾ける。
 ホッカホカッのつきたてのもちは早速にみんなで賞味。美味しいもちに舌鼓をうちながらもカラオケ大会で熱唱し、種々のゲームに興じるなどして、楽しい「新春もちつき大会」の一時を過ごしていました。
 この日に使われたもち米の量は三十㎏。つきあがったもちは、団子状にしてぜんざい汁、あんこもち、きな粉もちとして料理されていた。

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