心豊かなハーモニーを求めて楽しい活動を続けている『混声合唱団よみたん』(西平朝吉団長)が十二月十二日夕、嘉手納町民会館において”創立十周年・メモリアルコンサート”を開催。コンサート会場には多くの観衆やファンが続々と詰め掛け、合唱団の美しいハーモニーに酔い痴れました。
「メモリアルコンサート」のプログラムは三部構成からなり、第一部”混声・同声合唱(十三曲)”、第二部”独唱(三曲)”、第三部”混声合唱・組曲(二曲)”と、これまで同合唱団が十年間に積み上げてきたレパートリーを披露。静寂な館内には、合唱や独唱、ソプラノ・アルト・テノール・バスの重奏のメロディーが流れ、透きとおるような歌声は聴衆の心をゆさぶり、曲目ごとにわれんぱかりの拍手と歓声が会場に響きわたり、フィナーレでは、多くの花束が合唱団に贈られていました。
混声合唱団よみたんは『古堅南小学校PTA混声合唱団』からスタート。これまで村内で音楽活動を続けてきた『せせらぎ』のお別れ公演を機に、村内の音楽活動の場を全域に広げる目的もあって、三年前に『混声合唱団よみたん』として改名。以来、継続して歌い続けて今日に至り、この間「ほのぼのコンサート」「出発コンサート」「撃けコンサート」、そして今回の「メモリアルコンサート」を開催し、人々に感動を与えてきている。
同合唱団では、十年の節目を迎えたことから記念誌「ハーモニー」を発刊。ますます団結を深めて声楽に鍛練を積み重ねている。
【団員】
▼男性八名・女性二十五名