読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年2月発行 広報よみたん / 11頁

【見出し】音の出る信号機を贈ろう-アイマスク体験歩行- 【写真:白い杖を便りに体験歩行】

 ”音の出る信号機を贈ろう”と、十二月二十四日「ラジオチャリティーミュージックソン・アイマスクウォークラリー」(ラジオ沖縄、視覚障害者福祉協会主催)が全県的に催される中 読谷村身体障害者協会視覚障害部(知花裕和部長)でも同日、社協や役場厚生課とタイアップして「アイマスク(目隠し)体験歩行」を行いました。
 これは、身障者と健常者がアイマスク体験を通して『自分の住んでいる街は住みよい街づくりとなっているか』を点検する事と『チャリティー資金を募集して音の出る信号機を贈ろう』との趣旨に基づき実施されるキャンペーン行事で、毎年十二月二十四日が恒例日となっている。
 この日の体験歩行には村身障協視覚障害部の方々をはじめ、民生委員、役場関係職員ら約四十人が参加。宇座公民館を出発点に、高志保公民館前を通過する村役場までを終点としたコース(約四百㍍)で行なわれました。
 午後二時、宇座公民館にて出発式を済ませた後、参加者らはアイマスクをつけ、白い杖を手にして二人一組になり、広報車を先頭に体験歩行に出発。目隠しをした体験者らは、安全のために介助者が付き添っているにも関わらずお恐るお恐るの歩行。役場までの短い道程を三十分以上もついやし、やっと役場に到着した。
 体験歩行に参加した仲宗根盛良厚生課長は「理屈抜きに貴重な体験をすることが出来た。体験を通してハンディを背負っている人々に対する深い理解心を育むことが出来る」と語り、さらに「歩道上や道路に違法駐車が多く、身障者や健常者にとっても危険がいっぱいで困る。また、道路などは身障者対策がされてなく、健常者用にしか造られてないため検討が必要だろう」と指摘。また、知花部長は「路上に駐車違反車が多く、ドライバーのモラルの低下には残念で涙が出る思いです」と唇をかみしめ、厳しく批判していました。
 村・県道などを含め、多くの公道には氾濫する違法駐車が数多く見受けられます。道路上への駐車は人の交通だけでなく、消防などの緊急活動にも大きな支障が生じて危険です。私達は社会ルールを堅く守り、明るく住みよい地域社会を築くように努めましょう。

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