『安全はあなたが生むもの守るもの』をスローガンに、十二月二十二日~平成五年一月六日の期間、「年末年始の交通安全県民運動」が実施されました。
昨年の県内における交通死亡事故は多発傾向にあり、死者は百七人(十二月二十日現在)。嘉手納署管内の交通事故発生件数も二十三日現在で人身事故一〇四九件(内、死亡事故・六件七人)、物損事故八十四件にも昇っています。
特に、年末年始においては、経済活動の活発化に伴い、交通量が増加し、忘年会、新年会などで飲酒の機会が多くなり、交通事故の多発が懸念され、このため、県民一人ひとりに交通安全知識を普及し、交通安全思想の高揚を図るとともに、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけることにより、交通事故防止の徹底を図ろうと嘉手納署や読谷村交通安全協議会、読谷村交通安全母の会では十二月二十五日午後、読谷高校前の街頭に約二十人が繰りだし交通安全運動を展開。道行くドライバーに交通安全チラシとアドレス帳(三百冊)を配るなどして安全運転を呼び掛けました。