NHK大河ドラマ「琉球の風」の放映に伴って県内をはじめ全国の茶の間で琉球ブームが沸き起こる中、本村には相次ぐ大物スターの来庁で役場は歓喜の風が吹きぬけた。
(国際的スター)
　　　ショーコスギが村長を表敬

　大河ドラマ「琉球の風」の中で武術の達人・震天風の役で出演している国際的なアクションスター
“ショーコスギ”が一月十六日午前、役場に山内村長を表敬訪問。
　表敬を受けた山内村長は笑顔で応対。「琉球の風」の撮影談義に華を咲かせ、ショーコスギさんは「ドラマの中では暴れまくり、物凄い死に方をするストーリーなので死ぬまでは見ていてほしい」と話したうえで「小さな沖縄であの時代にあのような物凄いことをしていた琉球王国の歴史と沖縄の文化はすごいと感じた。沖縄の人達は心が温かく機会ある度に何回でも沖縄に来たい」と語り、役場を後にしました。
　ショーコスギさんは明るく気さくな俳優で、読谷ロケ中には絶えずエキストラらと接して語り合うなど、村民の間から最も人気を集めていたスターの一人。

(有名歌手)
　谷村新司も

　また、一月十九日午後には「昴」のヒット曲でおなじみの歌手谷村新司さんが多賀子夫人を伴って村長を表敬。谷村さんの初の来村は、谷村さん自身が作詞・作曲した「琉球の風」の主題歌”階”のCDキャンペーンとドラマのロケ地となったスタジオパークでの大掛りなコンサートを開きたいとの意向によるもの。
　役場を訪れた谷村さんは「読谷村の”谷村”という文字が目にとまり、自分の名前ではないかと驚いた」とジョークを言いながらも「今春(四月十七日予定)にスタジオパークで夕日をみながら大規模なコンサートを催したい」ことを明らかにしました。これに応え山内村長は「琉球の風の良い主題歌が出来たとみんな喜んでいた。谷村さんの歌は人工的の館で歌うものではなく天体を屋根にして歌うのがピッタりくる」と語り、コンサートの話題に話が弾んだ。
　俳優のショーコスギと歌手の谷村新司の来村で、役場ではスターを一目でも見ようとする職員らが歓声をあげていた。
　また、一月二十五日午前には「琉球の風」のタイトル文字を書いた水谷勇夫氏が来村し、交友が深められました。