去る二月二十五日、二十六日の両日、農協ホールにおいて「紅いも加工展示会」が催され、展示会場は多くの来訪者で賑わいを見せました。
これは、本村の特産物、紅いも(紅いもペースト)を素材にした加工品の開発により加工の普及と消費拡大、更に、展示会を通して婦人部員の活性化と加工技術の向上を図ることを目的に、JA農協婦人部(比嘉好子部長)が主催したもので今年で二回目。
会場にはバラエティーにとんだ紅いも料理の数々(七十一点)を一堂に展示。訪れた参観者らは紅いもの加工技術に目を奪われながらも、試食コーナーでは嬉しそうに紅いも料理の味覚に舌鼓をうっていた。
盛会を極めた展示会に、主催者の比嘉部長は「今年は個人を対象に作品を募集したため、作品を提出してくれるだろうか。と期待と不安でいっぱいだった。だが、こんなにたくさんの作品が提出されてとても嬉しい。内容も、盛り付けの方法も、加工技術も確実にアップしていてどの作品も優劣つけがたい」と語り、さらに「今後は婦人部だけでなく近い将来、他の部会や生産農家とも連携をとりながら小学校の子供達を網羅し、芋の品種や植栽方法から収穫、加工などの勉強を兼ねた体験学習(勤労学校)などを企画し、親子のつながりをもたせた総合展”芋まつり”にもっていきたい」と大きな構想を提唱しました。
なお、第二回紅いも展示会での作品審査では次の方々が特選に輝きました。
【特 選】
・知花キク(紅いもサンド)
・屋良文子(紅いもサラダ)
・座喜味支部
(カルカン風イモケーキ)
・知花千代(紅いもロール)
・比謝支部(紅いもコロッケ)