【見出し】“汗と感動のドラマ”「’93沖縄マラソン」に健脚を競う 【写真:30キロ地点は歩くジョガーも多く:「ガンバッテ!」と大きな声援:「ソコッソコッ」ウーン気持ちいい:「ダイジョウーブネーッ」と緊急隊員も出動:終わりよければすべてよし、「サー片づけ」】
中部で初めて開催された「’93おきなわマラソン大会」は三月七日午前八時に号砲。県内外からエントリーした一般ランナーやジョガーら六千人余が中部街道を駆けぬけました。
同大会は「中部は一つ」を合い言葉に、中部圏域十二市町村が一丸となって地域活性化、長距離スポーツの普及・競技力向上を目指して開催したもので県内でも唯一の日本陸連公認競技。県総合運動公園競技場を発着点に42・195㌔の公認コースで健脚が競われた。
本村でも実施主体の一員として役割を分担。三十㌔地点の給水ポイント・救護所に陣取り、役場職員や村婦人会ボランティアは、切れ目なく続くランナーへの給水、筋肉治療用のスプレーを足に吹き掛け、マッサージをほどこすなど大忙し、また、疲れた表情のランナーに「ガンバッテ!」と声がかれるほど声援を送りランナーを激励するなど大活躍。ランナーも「ありがとう」と声をかけ、再び元気を取り戻してゴールヘと向かって走り去りました。
同マラソン大会へ出場した本村のジョガーは二二七名。多くのジョガーが「地元の応援はとても励みになり、最後まで頑張ろうという気持ちになる」と語り、ボランティアへ感謝の意を表明していました。
なお、同大会では各市町村ごとの男女一位には、男子が村長賞、女子が議長賞の表彰が行なわれ、本村での受賞者は、
【村長賞】喜友名 勝
【議長賞】与那覇澄枝
【四〇代特別賞】宇良宗光
が初の栄冠に輝きました。
汗と感動のドラマにみんなが感激した「おきなわマラソン」。これを契機にさらなる中部の活性化に向け、一致協力して頑張りましょう。
大変ご苦労様でした。