【見出し】海を汚さないで!ボランティアクラブが残波岬をきれいに 【写真:沖縄インターナショナルビーチクリーンクラブ」の皆さん。雨の中、ずぶ濡れになりながらもゴミ収集に頑張りました。:お母さんと一緒に坊やの姿も】
みんなの海をきれいにしよう-と二月二十一日「沖縄インターナショナル・ビーチクリーンクラブ」(エド・サンチェス会長・会員百二十人)の会員らが午前に残波岬灯台の一帯を、また午後には雨天の中、瀬名波ビーチ(瀬名波ガー)の清掃を行いました。
同クラブは”海岸を美しくしよう”という趣旨に賛同した米人や民間のボランティアグループで組織。メンバーにはラジオやテレビ出演などでお馴染みの”エド”や”マスミ”の所属するFMオキナワのスタッフらも加わり協力体制をとっている。
この日の午前、灯台広場に集合したメンバーら三十人は一通りのミーティングをすませた後、全員がゴミ袋を手にして分散。清掃作業を開始して残波岬一帯の暴風林の中や岩場などに散乱する多くのゴミを拾い集め一帯を奇麗に清掃した。集めたごみは空缶やビニール、弁当箱など様々。ゴミ袋はものの数分もたたないうちにゴミでいっぱいになり、瀬名波ガーも含め集めたゴミ袋は約三百袋(二㌧半)にも達した。
今回、清掃に取り組んだエド会長は「沖縄のメインはビーチ。だが、海はよごれている。みんなが遊んで面白く楽しい海にしようと、海が好きな友達同士が集まって自然発生的にクラブが結成(一九九二年九月)され、これ迄にも真栄田岬や恩納村海岸を清掃してきた。会員は沖縄の美しい海を守るために計画的に毎月(第三日曜日)ビーチなどの清掃を実施している。子供連のためにも海を汚さないようにしてほしい」と呼び掛けていた。