児童生徒の意見を聴いて読谷村のむらづくりに反映させたい-と、本村では初の「子供議会」が開催されました。
これは、祖国復帰二十周年を記念し、児童生徒に地方議会の役割を知ってもらうと共に二十一世紀を担う読谷村の児童生徒たちが、現在何を行政に求めているか、児童生徒の意見を聴いてこれからの児童生徒への取り組みと読谷村のむらづくりに反映させることを目的に、読谷村議会(儀保輝和議会議長)が主催したもの。
子供議員には、二月二十五日に村内の小・中校生二十五名に対して儀保議長から辞令を交付。子供議会の本会議(一般質問)日程は三月三日の午後三時に開会することが決められた。
堂々と
一般質問を行う
子供議会の開会当日には学校関係者や村議会議員など多数の傍聴者が議会を訪れ、子供議員の一般質問を見守った。
議場には答弁者として村三役をはじめ教育長、全部課長らが出席し本格的な議会の様相。読谷中の山城太智君が議長を務めて議事を進行。質問に立った十六名の子供議員は、緊張した表情を見せながらも闊達に村当局に質問を展開。福祉活動や福祉施設などの福祉問題をはじめ基地問題、学校施設や通学路などの整備計画、史跡整備保存、世界の環境汚染の問題等、質問の内容も多岐にわたり、質問を受けた村当局側も一人ひとりの議員に対して解りやすいように言葉を選びながら丁寧に答弁していました。