第二三二回読谷村議会定例会は三月十一日から二十九日までの日程で開会。議会の冒頭では山内徳信村長による「施政方針」演説が行なわれました。
これは、村政の方向を示す最も重要なもので、村政の基本姿勢と所信の表明を内容とするものです。その中で、本年度も日本国憲法の精神を読谷村政の基本姿勢に据え、平和な沖縄、平和な国際社会を建設し、二十一世紀を人類共存、共生の時代とするために「非核宣言」の村民意思を体して内外に声高らかに「平和宣言」。更に、村づくりの目標「人間性豊かな環境・文化村」づくりを基調とした村政運営の姿勢を表明し、議員並びに村民各位の深い理解と一層のご協力を求めました。
三月議会は通称「予算議会」ともいわれ、会期中に平成五年度の
①一般会計予算
②診療所特別会計予算
③国民健康保険特別会計予算
④老人保健特別会計予算
⑤水道事業会計予算
の五会計の他、十三議案が審議されました。