読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年4月発行 広報よみたん / 9頁

※続き。

 上水道は人間が健康で文化的な生活を営む上で欠かすことの出来ない基盤施設であります。本村の水需要は人口の増加、社旗環境の変化、生活水準の向上などにより年々増大しております。
 このような状況のもと「よりおいしい、より安全な水」を確保し、安全給水体制の強化をはかることが重要であり、これまでの総廃すカン施設整備計画に基づき基本施設として県企業局の読谷調整池の整備、配水管布設工事を実施してまいりました。今年度は昨年度に引続き北部地域への自然流下方式への移行のための座喜味排水池の整備に伴う配水管布設工事や楚辺池内公共下水道整備事業に伴う配給水施設の布設替え等の工事を実施してまいります。また、財務会計の電算化をはかりより効率的な経営に努めてまいります。さらに、共同住宅における新しい料金算定方式として連合用制を実施してまいます。
 道路は、快適な社会生活を営む上で骨格をなすものであり、欠くことの出来ない社会資本として重要な役目を担うものであります。今年度は新規事業として座喜味一三号線、大湾五号線を整備してまいります。また、継続事業として残波線と大湾四号線を整備し、日常生活に密着したコミュニティー道路の整備も進めてまいります。
 排水路の整備につきましては、渡慶次地内排水路整備事業を新規事業として進めてまいります。
 下水道の整備につきましては、川や海を守り、豊かな住みよい生活環境を創り出すための欠くことの出来ない根幹的な都市施設整備事業として平成二年度より楚辺地内で事業が進捗中であります。昨年度は約一〇、○○○メートルの下水道管(管渠)の設計業務と約三、五〇〇メートルの下水道管の敷設工事を実施致しました。今年度は引き続き約五〇〇メートルの敷設工事と処理場の工事を予定しているところであります。処理場につきましては、処理槽二基の設置工事を今年度で実施し、次年度以降で管理棟、外溝工事を実施して行く予定であります。
 公園の整備につきましては、これまで児童公園一三ケ所、総合公園ニケ所を継続的に整備し、村民の憩いの場として活用いただいているところであります。今年度も座喜味城跡公園及び残波岬公園を継続的に整備し早期完成をめざしたいと思います。また、昭和六三年度から計画を進めておりました比謝川沿岸整備事業もいよいよ今年度より着手致しますが、なお周辺の動き等を勘案しながら当面、泊城公園整備事業を推進してまいります。
 さらに、長年の懸案でありました急傾斜地崩壊対策事業が今年度から実施されます。楚辺大添区に連なる急傾斜地に対し全長約七〇〇メートルにわたり急傾斜地崩壊危険区域の指定を受け実施設計が行われます。
 住宅地域の環境整備につきましては、今年度で九年目に入る喜名地区移転先地公共施設整備事業を継続実施してまいります。
 交通安全、防犯対策につきましては、道路反射鏡、区画線並びに防犯灯の設置を継続実施してまいります。社会の変容に伴い車の利用が多くなり交通事故等も多発しております。そこで交通安全運動を推進すると共に学校、職場、地域を網羅した普及啓蒙活動を展開してまいります。
 消防行政につきましては、村民の生命と貴重な財産を守り村民が安心して日常生活を過ごすことが出来るよう消防機械器具及び消防水利の整備や人的消防力の内容充実に努めてまいりましたが、今後も経済社会の発展と共に複雑多様化する災害に対処できるよう消防力の整備強化をはかってまいります。今年度は小型動力ポンプ車付水槽車を同Ⅱ型に更新すると共に、消防水利整備事業として進めております消火栓整備事業も継続し、消防力の強化をはかってまいります。 環境衛生につきましては、家庭から排出される生活ゴミの収集処理をはじめ、し尿の広域処理、火葬業務、野犬対策、衛生害虫の駆除及びそ族昆虫の発生源対策を継続実施してまいります。 ゴミは生活水準の向上に伴い毎年増加傾向にあり、村民の分別収集への協力を得て、燃えるゴミについては嘉手納町美化センターに於て焼却処理を実施してまいります。また、ゴミ焼却処理を円滑に行うため分別収集の指導と村指定のゴミ袋使用の徹底をはかります。さらに、今年度から資源ゴミ集団回収報奨金を交付すると共に、その保管施設を設置してゴミの減量化と再資源化に努めます。また、近い将来、読谷・嘉手納両町村でゴミ焼却処理工場建設を計画しておりますが、今年度はその実現に向けて、一部事務組合の設立準備を進めてまいります。
 しかしながら、ゴミ問題は行政の責任だけで解決するものではありません。企業、地域、各家庭で減量化、再資源化、再生利用等に取り組むことが必要であります。また、現在地球環境問題の解決が人類共通の課題になっており、市町村や住民レベルでも環境問題に対する取り組みを日常的に高めていくことが重要な課題になっております。昨年第一回環境自治体会議が北海道池田町で開催されましたが第二回環境自治体会議が南の沖縄県読谷村で開催されることが大会決定され、その準備を進めてまいります。今後も村民の深いご理解とご協力をお願い申し上げます。
※続く。

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