読谷村の子供たちのために役立てて下さいと、四月八日午後、嘉手納町屋良七二番地にお住まいの伊波剛氏(元校長)が役場に山内村長を訪れ、金五十万円を託しました。
これは、同氏の所有する伊波ビルの創立十周年の節目を記念して寄付されたもの。
高額寄付に当って伊波氏は「ビルの建設時については村長や読谷村の尽力に感謝している。十周年を節目にして寄付をすることに決めました。先輩達の意思を受け継ぎ、後輩や子供たちが立派になるような人づくりのために活かして頂きたい。私に出来ることがあれば今後とも協力していきたい」と語り、そして山内村長は「先生のお気持ちは嬉しく村民を代表して心から感謝します。先生の意思は村民に伝わることと思います」とお礼を述べました。
なお、伊波氏から寄せられた五〇万円のうち二十五万円は読谷村育英会に、また、読谷村社会福祉協議会に二十五万円が託されました。