読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年6月発行 広報よみたん / 6頁

【見出し】村道残波線に信号機ともる 【写真:雨天の中、点灯式を行ない渡り初め】

 県道六号線(瀬名波から長浜の区間を走る県道)から村道・残波線に通ずる交差点は、往来する車両の増加とともに交差点が複雑な形態をしていたため事故の危険性を帯び、車両の出入りに不安がありました。
 このことから村では、関係機関との連携の下、交差点の改良工事に着手。工事の完成とともにこの度、信号機が設置されました。
 信号機の点灯式は、四月十二日午前、嘉手納・読谷交通安全協会や役場、嘉手納署の関係者ら約二十人が出席する中、信号機の点灯と渡り初めが行なわれました。
 信号機の点灯に先立ち行なわれた式では山内村長が「地域の皆さんや関係者の協力で懸案であった交差点が改善され、立派な信号機が残波岬入り口に出来て心から感謝している」とお礼を述べ、また、渡慶次憲三嘉手納署署長は「交差点の改良の要望が実現した。事故防止の柱のひとつとして信号機の設置は大きな意義がある。増大する交通事故は運転手の自覚の問題。交通ルールとマナーを守って事故防止に努めてほしい。署としても最大限に努力していきます」と話し、交通事故防止を呼び掛けていた。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。