読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年6月発行 広報よみたん / 12頁

【見出し】読谷村婦人会 情報交換で親睦を深める 「リーダー研修会」で知識を習得【顔写真安田会長:各字リーダーが集まって記念撮影「ハイッチーズ」】各字リーダーが一堂に集い研修 【写真:講話にも熱心にメモをとる】

 婦人の地位資質の向上に努めよう-のスローガンの下、婦人会員相互の親睦を図り、学習及び団体活動を通して地域社会の発展に積極的に関わっている読谷村婦人会。
 村婦人会は一九一四年(大正三年)に誕生。これは、沖縄県における婦人会組織の最初の誕生であり、いわば本村は婦人会発祥の地であると言える。そして、一九六八年(昭和四三年)には下部組織の活動を推進するために若妻・中年・高年の三層組織を置き、それぞれに年間計画を立てて自主運営を行い、時代の流れと共に古い伝統に誇りを持ちながらも社会のニーズにあった地域婦人会としての役割を果たすべく活動を展開。村婦人会の組織は二〇字、会員二二〇〇人にも達し、組織内には総務、文化、広報、生活、保健レクの各部を設けて婦人会活動の活性化を目指して活動している。

 各字リーダーが一堂に集い研修

 そのような中、各字の婦人会リーダーが一堂に集い、研修を通して充実した会運営をしていくための技術の習得と情報交換、親睦を深めることを目的として「平成五年度・婦人会リーダー研修会」(安田菊子会長主催)が五月一日、二日の日程で中央公民館にて催されました。
 初日の研修では、午前の開会式で伊波清安教育長の激励を受け、午後には講師に前社会教育課長・上地武雄氏を招き「リーダーの心得」の講話を拝聴。その後は、三分科会(会長、副会長、書記)のリーダー別に会場を移し、それぞれの役割についての知識を習得。
 また、二日目は「新聞づくりについて」の講演に引き続き、研修の全体報告が行なわれ、リーダー研修会の成果が確認されました。
 研修会に参加した各字婦人会のニューリーダーらは、二日間にわたる研修の講話や分科会で熱心にメモを取るなど、その表情は、研修で得た知識を踏まえ、明日の婦人会活動へのステップにしようとの心構えで満ち溢れていた。

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