楚辺ラン愛好会(松田善盛会長・会員二十人)の「第五回楚辺ラン展示会」が四月十八日、同区の公民館ホールにて催され、訪れた多くの区民を堪能させました。
展示会は、会員相互の交流・絆を深めるとともに会員間の技術の向上を目指すことを目的に毎年、継続して実施しているもの。
同会は一九八八年四月に結成。以来、会員は中央公民館の開催するラン講座や愛好会自ら専門の講師を招いて開催するラン講習会などに積極的に参加し、ラン栽培の技術の向上に努めてきた。それだけに、会場には会員自慢のラン百六十点が持ち寄られ、紫色やピンク、黄、白色など花びらも鮮やかに咲き誇るランが一堂に展示され、花の香りがホールを包み、観る人の心を和ませていた。
主催者の松田会長は「会員の展示出品数も年々多<なり、バイオ技術を勉強したお陰でランの質も栽培技術も向上している。今後も定期的に学習会を催して親交を深め、会員の情報交換を図って知識を広め、そして、より多くの会員を募っていきたい」と述べました。
また、会場内では写真展も並行して行なわれ、会員のラン栽培ハウスの状況写真が展示され、区民の興味を集めていた。
特に、今回のラン展示会ではラン審査も行なわれ、岳原宜正氏(前教育長)と浦崎久夫氏が審査員として務め、各賞が選出されました。
入賞者は次の通り(敬称略)
【金賞】照屋清健
【銀賞】伊波英一・宮城秀雄
【銅賞】大湾トキ・松田善盛
・比嘉順勇
【奨励賞】伊波英一・比嘉順繁
・宮城和子・田港浩