県内七支部美術団体画家や村内画家、読谷村出身画家の作品を一堂に展示する「’93県内画家展望」展パートⅠが七月二日にオープンし、展示は八月一日までの間、村立美術館で開催されました。
これは、昨年に続き全国規模の美術団体で、県内に支部を置いて活躍する県内七支部美術団体①亜細亜美術交友会沖縄支部、②沖縄王玄会、③光陽会沖縄支部、④沖縄新象作家協会、⑤中央美術協会沖縄支部、⑥二科会沖縄支部、⑦日本現代美術協会沖縄支部のご協力により開催されたもの。
初日には関係者ら約四十人が出席する中、オープンセレモニーのテープカットが行なわれた後、主催者を代表して伊波清安教育長が「筆のタッチやモチーフの違いに圧倒される絵画が展示されている。絵の素晴らしさ美の世界を堪能して頂きたい」とあいさつ。また、画家を代表して中央美術協会沖縄支部の渡慶次真由支部長は「本来は東京などで展示をしているが、七支部の作品を一堂に集め展示できる読谷の企画は特殊で素晴らしい。今後も継続して頂きたい」と述べ、山内村長は「七支部の画家や村内画家による作品展示に感激でいっぱいである。美術館から得るものは大きく、芸術、美術作品を通して青少年がいっぱい学んでくれるものと思う」とお礼を述べた。
セレモニーに続いては、館内に展示された美術作品の数々(四十九点)を全員で観賞。展示された多彩な画風は、観賞した人々に一応に絵画の世界の広さと深さを堪能させた。