読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年10月発行 広報よみたん / 11頁

【見出し】かりゆし学園授産商品コーナーを設置 学園の法人化に協力を!

 精神薄弱者通所授産訓練施設・読谷かりゆし学園(宮里弘園長)では、積極的な活動を展開して法人化に向けての資金造成に努めていますが、この程、同園で製作する商品の販売協力を行なっている商店をご紹介します。
 授産商品の販売に協力している商店は、残波ロイヤルホテル前方に建つ、シーサイドビル一階の商店。経営者は島袋恵子さん(座喜味)で、店名は”シーサイドえん”
 島袋さんの経営する店の一角には「かりゆし学園授産商品コーナー」が設けられ、学園の園生らによって作られたランチョンマットやコースター、小物入れからバック、かばん敷き、上履き入れなど、授産商品の数々が並べられ販売されている。
 六月十五日から設けられた授産商品コーナーの売れ行きも上々の様子で、かりゆし学園の澤木厚美指導員は「学園として園生らが一生懸命に作った授産商品を販売したいと思い、島袋さんの経営するお店を尋ねて協力を願い出たら快く承諾して頂いた。島袋さんの好意にとても感謝している」と話し、また、「授産商品の値段は百円から八百円程度と手ごろな値段で販売しているので、学園の法人化に向けての村民の暖かい協力と励ましをお願いしたい」と呼び掛けていた。
 なお、かりゆし学園の授産商品の販売は、同店の他にも読谷村共販センター売店のニケ所で取り扱っているとのことです。

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