職員でカジマヤーを祝ってあげようと十月二十二日午後、生き活き健康センター内で”花ぬカジマヤー祝い”が催され、祝福されたお年寄りを感激させました。
これは、同センターでデイサービスを受けている渡慶次区の新垣ナヘさん(明治三〇年十月十六日生)が、めでたくカジマヤーを迎えたことから、「皆でささやかにお祝いをしてあげよう」と企画し、職員らがお互いのお金を出しあって実施したもの。
祝いの会場では、職員ら手作りの特製ケーキが振る舞われ、ナヘさんには首飾りや花束をプレゼントする一方で、舞台では、職員らが「かぎやで風」の他、三曲の余興を披露。最後は、同じくデイサービスに通う仲間の方々と一緒に楽しくカチャーシーを踊り、ナヘさんの長寿をみんなで祝っていた。
ナヘさんは「ただ遊びに来ただけなのに、おばぁーは今日お祝いされるとは思わなかった。こんなことしてもらいとても嬉しい、あやかりよー」と語っていた。
ナヘさんは、耳が遠くなっている以外はすこぶる元気で、この日、健康センターに行くことを家族にも伝えていないと言う。それだけに、思わぬ職員らの心温まる祝福に、いたく感激した様子だった。