読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年1月発行 広報よみたん / 9頁

【見出し】「農林水産大臣賞」を受賞 嘉手納良正氏

 去る十月十五日に那覇市のJA会館で開かれた「県農業会議」(臨時総会)で、本村の嘉手納良正氏(六十四歳・宇座区)が農林水産大臣賞を受賞しました。
 農業委員と農業委員会の職員で二十年以上在職し、農地行政の発展に功績のあった人は農林水産大臣から表彰されるが、本村からは同氏が表彰に輝いたもの。
 嘉手納氏の表彰は、氏が一九七二年十月に農業委員の任を受けて以来、本村の農業生産の向上と生産力の発展、農業経営の合理化を図る一方で、農民の地位の向上や農業委員会の円滑なる運営などに努めた功績が高く評価された。
 同氏は、沖縄県の復帰時に農業委員となり、農林漁業振興促進対策協議会委員や土地改良総合整備事業換地評価委員を歴任。まtあ、また、一九八四年には読谷村農業委員会会長に選出され、三期九年にわたり会長職を努め、永年にわたり本村農政への諸問題に尽力。そして、平成四年(一九九二)には「沖縄県農業委員会等設立二十周年記念農業委員大会」で、永年勤続(二十年)功労として県知事賞を受賞している。
 今回の栄えある農林水産大臣賞の受賞に、氏は「賞を頂けたのはこれまで私を支えてくれた村民の皆様方のお陰ですよ」と謙虚に語った上で、「復帰の年から沖縄にも農地法が適用され、初めの頃は法律の解釈にとても苦労をした」と当時を振り返っていた。
 読谷村農協職員として二十三年、同役員として五年間を勤務してきた嘉手納氏は農業畑一筋に人生を歩んできた。氏の農業への愛着は一貫して継続しており、現在でも本村の特産品・紅いもの病害虫(イモゾウリムシ、アリモドキ)対策や駆除方法の研究に情熱を傾ける毎日である。

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