読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年1月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】’94国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ日程2月16日~13日

 中部広域市町村圏事務組合が主管とする「’94国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」が中部十二市町村の市民会館、公民館、学校体育館等を会場に開催されます。

 フェスティバルでは、海外十ヶ国から招いた十五劇団の演劇上演をはじめ「世界のなかの沖縄」、「演劇と教育」、「芸能とセラピー」などのシンポジウム、人形づくりや劇あそびなどのワークショップと、子供はもちろん大人の皆さんにも楽しんでいただける多彩なプログラムを計画しています。  日程は二月六日~十三日までの八日間です。親子でまたは友達同士でぜひお楽しみ下さい。
 感動と交流のひとときを

 海外から招く十ヶ国の劇団の上演内容は、京劇やロックミュージカル、ダンス、オペラ、そして演劇と、言葉だけに頼らない素敵な表現がいっぱいの作品です。
 海外の劇団は、中部十二市町村の小学校や中学校行事としての公演(七~十日)と一般の方々を対象に公演を行います。
 国内の招待劇団は二団体で、県内からは、沖縄開催の特徴を発揮して県内の伝統的な演劇芸術の上演や現代劇、そして中部十二市町村に息づく民俗芸能を子供たちを主役にしての舞台が企画されています。

 一緒に盛り上げ成功させよう

 このフェスティバルは沖縄を文化の島として子供たちに渡したいいう願いから実現しました。
 その願いの中から生まれたのがチルドレンアートボランティアの構想です。単に優れた演劇を鑑賞するフェスティバルでなく、住民と行政が一緒につくるフェスティバルになればと願ってのことです。
 フェスティバルは三年に一度催されます。アートボランティアの輪の広がりと活躍によって文化の島・沖縄をつくり、国際交流の拠点としての沖縄をつくっていきたいと願っています。
 たくさんの出番が待っているフェスティバルをぜひ一緒に準備し成功させましょう。

 やってみませんかアートボランティア

 アートボランティアは 様々な活動がありますが、現在、次のボランティアを募集しています。
▼通訳ボランティア
▼国際交流サロンボランティア
▼事務局ボランティア

 テーマソングの詩とニックネームを募集

 テーマソングの詩の内容は特に制限はありませんが、このフェスティバルのイメージキャラクターは”キジムナー”です。
 このフェスティバルは三年に一度のビッグフェスティバルと、その間の年にはミニフェスティバルを行う継続事業です。
 沖縄らしくて未来性に満ち、世界の人々に覚えて貰いやすいニックネームをつけて下さい。
 採用された方には記念品が贈呈されます。
 また、その外にもフェスティバルをたっぷり楽しんでいただくための「キジムナーくらぶ会員」やフェスティバルの「開会式への出演者(六人)」、ドイツの演出家の指導による「ドラマスクールの生徒」を募集しています。
 詳しくは左記にお問い合わせ下さい。
【問い合わせ】
■’94国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ実行委員会
・事務局(□九三九ー一四一三)
・沖縄市住吉一ー十四ー二九
 沖縄市社会福祉センター二階
      (島マス記念塾)

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