読谷村婦人会の安田菊子会長らが十二月二十一日午前、県立身体障害者療養施設「都屋の里」(岸本忠雄園長)を訪ね、同施設におしめを贈呈した。
おしめの寄贈は、”歳末たすけあい運動”の一環として毎年取り組まれている事業で、この時期になると村婦人会は「おしめ一枚運動」を展開。会員や地域の人々に、不要品のタオル類や生地類などの提供を呼び掛けて収集。こうして集められたおしめは、五十袋以上にものぼった。
この日の贈呈には、安田会長や執行部、各字代表ら六人が都屋の里におしめを届けた。安田会長は「地域の方々の協力もあり、予想以上に集まった。今後も毎年実施し、地域に役立つ婦人会を目指したい」と話し、また、寄贈を受けた同里の岸本園長は「おしめは使い捨てでいくらあっても足りないが、婦人会のお陰で一年中おしめで不自由したことがない。自主的に持って来てくれるのでとても助かっている」と婦人会の善意に感謝を述べていた。