『めんそ~れ~常夏の地沖縄・読谷へ』-と。一月十日夕、北海道池田町の「シルフィー池田・母の会(八人)」が本村を訪れ、深い交流の絆が結ばれました。
これは、北海道・池田町との児童生徒交流(第十一回目の交流)で、民泊を引き受けた読谷の母らが昨年八月に池田町を訪問したのをきっかけに、今度は池田の母たちが本村を訪れたもの。 交流会場となった残波岬いこいの広場・マンタハウスでは、第十一回の池田町交流に参加した子供たちを含め、その父母ら大勢の方々が。手作りのランのコサージを携えて”池田のお母さん”を出迎え、盛大に歓迎の宴を催した。
宴では、すき焼き鍋を囲んで和やかに交流を深める一方で、読谷の母らが「かぎやで風」の舞いを、また、役場に勤務する神谷光子さんが「加那ヨー」や「上い口説」の琉舞を披露して一行を歓迎した。
歓迎の場では、池田の母らの紹介が行われ、池田の母らは一人ひとりが「雪の降る中をやってきた。憧れの沖縄に来ることが出来て嬉しい。民泊の思い出や盛大な歓迎に胸がいっぱいです。是非、冬の北海道へも来て頂きたい。お待ちしています」と語り、花織りのスーツに身を包んだ山内徳信村長は「北海道にはユーカラ織りの文化があり、読谷には読谷山花織りがある。いつまでも読谷の地と池田の地の交流が永遠に深まっていくことを皆さんにお願いしたい」と歓迎のあいさつ。また、読谷のお母さんを代表して我如古文子さんは「ようこそ読谷へお越し下さいました。この再会をとても楽しみにしていました。北海道ではとても温かいもてなしをして頂き感謝しています。素晴らしい交流が思い出ろして残っています。今後とも末永い交流を深めていきましょう」と語っていた。