ふれあいを通して敬愛の心を養おう-と、二月十七日午前、渡慶次幼稚園(与座朝久園長・校長)の園児七十八人が「精神薄弱者施設・高志保園」(知念長子園長)を訪れ、同園の園生らと交流を深めた。
これは、『出会いや触れ合いを大切にし、楽しい一時を過ごす』ことをねらいに、渡慶次幼稚園の年間行事(福祉授業)の一環として取り組まれたもの。
高志保園の交流会場には多くの園生らが一堂に集う中、舞台ではねじり鉢巻きにウッチャキ衣装の園児や浴衣姿の園児らが元気いっぱいに遊戯「キジムナーがチョーンチョン」やリズム太鼓「星のパーランクー」、「合唱」などを披露すると、これに高志保園の園生らにも笑顔がこぼれ、ステージに合わせて身体でリズムをとり、手拍子をするなどして楽しそうに交流の一時を過ごしていた。
また、福祉事業としてふれあい交流を行ったとしてふっれあい交流を行った渡慶次幼稚園の玉城絹子教諭は「近くにこういう施設があり、みんなが一生懸命に働いている。子供たちに幼いときから地域との触れ合いを通して敬愛の気持ちを育み、施設を知らせることも大事なこと。このことによって親が地域に目を向け、子供たちを通して大人が福祉に関心をもつようになると思う」と話していた。